スタッフブログ
2013.11.04
外国と日本の治療レベルの差
中川区で矯正専門の歯科医師がいる歯医者と言えば、板津歯科医院
ボストン大学の研修で数多くの症例を見て、治療のレベルはアメリカも日本も変わらないなと感じました。むしろ、日本の方が上手いかも
欧米人のように土台となる顎が大きければ歯は自由自在に動かせます。しかし、もともと顎の小さい日本人は、幼少期から歯が排列できるだけの顎の大きさを確保するために毎晩装置を使って拡げる治療をしなければいけませんし、大人になってから治療を始める場合でも、歯を抜かないとスペースが確保できない人が多いので、治療の難易度は欧米人に比べて格段に高いと思いました
でも、アメリカのワイルドさには勝てないかも。アメリカでは歯周病科の先生と協力して、コルチコトミーの際に骨移植し、顎を拡げることで、非抜歯(歯を抜かない)で治せる症例が増えているそうです
歯を抜くのと、歯肉をめくって骨移植して縫い合わせるのと、皆さんどっちがいいですか?はい、どっちも怖いですよね・・・
コルチコトミーやピエゾシジョン、アンカースクリューに関しては、アメリカや日本よりも韓国の方が進んでいると思います。韓国では患者さんの美意識が高く、手術をしてでも早く治したいという要望が多いようで、近年の矯正治療に関しては1歩先を走っている気がします(あくまで個人的意見ですが・・)
投稿者 板津歯科医院